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認知症ケア フランス生まれの、ユマニチュード [認知症ケア フランス生まれの、ユマニチュード]

 フランス生まれの、認知症ケア「ユマニチュード」聴いた事が有りますか?

 世の中にある『良いケア』を体系化したもの、それが「ユマニチュード」です。

 個々の技術を、フランス的な哲学で裏打し、包括的に行う新しい手法です。。

 人は 
    1.見つめてもらい (正面から、同じ目の高さで近くから長く見つめる。)
    2.誰かと触れあい 
    3.言葉を交わす  (煩雑に優しく前向きな言葉で話しかける。)
    4.自分で立つ事  (死に至る日まで、できるだけ立つことで人としての尊厳を自覚する。)

     ケアする側が意識して、そう対応を変えることで、患者も変わっていきます。

 認知症の人は、環境の変化に対応する事が難しく、病院に入院すると大声を出したりして治療を拒みます。

 やむをえず

   1.身体を物理的な拘束をする。
   2.精神科薬物療法による化学的な拘束をする。

 と、行った事を行います。

 そうすると、身体の機能が低下して合併症を起こしたりします。

 その結果、他の病院に移され、身体の自由が利かなくなり、元の病院や、自宅へ戻れなくなります。

 「ユマニチュード」の導入で、治療に非協力的だった人が口の中に軟膏(なんこう)を塗らせてくれたり、ケアの際につばを吐いたり、ひっかいたりしていた人が「ありがとう」と言ってくれるまでになったとの事。

 患者本人と看護師双方の良好なコミュニケーションが持てるようになることでケアの困難な状況が改善され、患者と看護師双方の負担が減るのです。

 「ユマニチュード」を実施した事により、叫ぶことをやめ、会話もできるようになり、薬を受け入れ、自ら塗るようになり、食事も座って自分で食べるように変化してきたそうです。

 やはり、何事においても、相手を思いやり信用する事により、お互いのコミュニケーションがとれ、信頼関係ができる事により相手を受け入れる事が出来て良い方向に進むんですね。


 相手の立場になって物事を考える事が何事においても大事だという事ですね。


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