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騎馬戦(川中島と言う)運動会の花形! [騎馬戦(川中島と言う)運動会の花形!]

 運動会の花形の一つ騎馬戦ですが、私の住む福岡県北九州市地区では、川中島(かわなかじま)と呼ばれています。

 男子児童が行う場合は対戦相手の帽子や鉢巻を奪いあう一般的な騎馬戦とは違い、騎手同士が組合騎手を落馬させることで勝敗が決まります。女子児童が行なう場合は帽子危険なので帽子屋はちまきをとり合います。

 戦国時代の武田信玄と上杉謙信による「川中島の戦い」が、モデルになっているのですが、なぜか、実際の川中島の舞台信越地方では、そういう呼び名はないらしい。

 なぜ、北九州の地で「川中島」の名前が使われているのかは不明なのだけれど、小倉藩主の小笠原氏が甲斐国の出であることに由来しているのではと言う話も有りますが、正確なところは解っていません。
 
 福岡県内の資料には1900年代に川中島という呼び名が登場していて、当時は全国的に騎馬戦を源平合戦になぞらえることが多かったけれど、北九州市は平家が滅びた壇ノ浦に近く思い入れが強すぎ、他の名前を考えたとの事。

 川中島の戦いは決着がつかなかった事から公平出有るという事で、決まったという話も有るそうです。

 また、実際に戦う時は、以下の詩吟を詠唱しながら入場門を出発します。

(白)いでこの度は信玄を
(紅)いでこの度は謙信を
(白)打ちはたさんと甲斐路より
(紅)打ちはたさんと越後より
(白)信濃に出でし謙信の
(紅)信濃に出でし信玄の
(白)率いる兵は八千騎
(紅)率いる兵は二万余騎
(白)隊伍正々堂々と
(紅)川中島に出でし時
(白)秋の日は早暮れ果てて
(紅)水の音のみいや高し
(両軍)水の音のみいや高し
(*Wikipediaより引用)

 一回戦は向き合った騎馬同士が一斉に戦います。

 基本的に、騎馬同士がぶつかり合い、騎手同士の取っ組み合いで、倒れたほうが負けとなります。
 最近は、赤白暴の取り合いに変わってきているところも有ります。

  二回戦は、一回戦を勝ち残った騎馬が一対一による勝ち抜き戦となり、最後に勝ち残ったほうのチームの勝ちになります。

 この時、教員が騎馬の脇に付き、落馬のショックを和らげるようにしています。

 同じ北九州でも、学校により若干の違いが有るようですね。

 やっぱり、この競技は興奮します!!!



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